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今の職場が最悪だと思ったときに転職するな!

株式会社クローバーフィールドの経営理念
著者:高木信尚
公開日:2015/09/06
最終更新日:2017/12/27
カテゴリー:雑記
タグ:

こんにちは、高木です。

以前にもお伝えしたように、弊社では継続的に技術者を募集しています。
正社員や契約社員だけでなく個人事業主の方も歓迎です。
ところが今回は、もしかするとそういった方針とはやや矛盾するかもしれない話題を取り上げることにします。

技術者に限らず、どこかの企業に勤めている人が転職したいと考える状況は、主に次の2つでは無いでしょうか?

1. 今の職場にいられなくなった。
2. 今の職場にいたくなくなった。

その通りといえばその通りです。
けれども、本人の人生のためを思えば、意義を唱えなければなりません。

上記の1.については、勤め先が倒産したり、あるいは解雇されたような場合です。
人間関係が気まずくなっていられなくなったというのは、実際には2.に該当します。
ある意味不可抗力ですので、1.については別の勤め先を探すのは致し方ありません。

問題は上記の2.です。
今の職場にいたくなくなる理由はいろいろあるでしょう。
人間関係がうまくいかないとか、仕事がつまらないとか、待遇が悪いとか…。

けれども、ここで立ち止まって考えてみる必要があります。
そうした問題は、果たして今の職場に原因があるのでしょうか?
今の職場から(ある意味)逃げ出して、別の職場に変わればそれで解消されることなのでしょうか?

これまでいろいろな人を見てきましたが、問題の原因を自分の外に求めているうちは、決して本当の意味での解決にはたどり着けないことが多いのです。

人間関係がうまくいかないのは、自分以外の周りの人たちのせいだけではないはずです。
関係を悪化させてしまった原因(の少なくとも一部)は自分にあるはずなのです。
その状況を改善せずに転職しても、転職先でまた問題に遭遇する可能性は非常に高いのです。

仕事がつまらないのは、そんな仕事のせいでしょうか? あるいは、そんな仕事しか与えない会社のせいでしょうか?
そんな仕事しか回ってこない自分に原因があったのではありませんか?
そもそも、どんな仕事であってもその結果を必要としている人たちが世の中にはいます。その人たちの役に立つのが仕事の本質ではないのですか?
その状況を改善せずに転職しても、転職先でまた問題に遭遇する可能性は非常に高いのです。

待遇が悪いのは会社がケチなせいでしょうか?
会社の業績に貢献できていない自分には原因はないのですか?
会社の業績は上がっていても経営者が待遇を改善しないのだとしたら、そんな出会いをしてしまう自分に問題があるのではないのですか?
その状況を改善せずに転職しても、転職先でまた問題に遭遇する可能性は非常に高いのです。

現在の環境で精一杯やっていると、やがて「今の職場での自分の役目は終わった」と素直に感じるときがやってくるものです。
そのときは転職を目指せばいいですし、弊社を転職先の候補のひとつに挙げていただければ幸いです。

継続的な採用を目指している立場からすれば、「嫌ならうちに来れば」と言うべきなのかもしれません。
けれども、転職は相手の人生に決して小さくない影響を与える以上、そのようなことを安易に言うべきではないでしょう。
採用するということは、新しいスタッフと一生関わる覚悟を決めるということでもあります。
クローバーフィールドを通じて、その方の人生がより実りあるものになることを願わずにはいられないのです。

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