他人に出来ないこと、他人がやらないこと
こんにちは、高木です。
エンジニアとして、あるいはフリーランスとして、自分の存在価値を示し、他者と差別化する一番の方法は、他人に出来ないこと、他人がやらないこと ができるようになることです。
そのためにはどうすればよいかというと、多くの方は類い希なる才能があってはじめてできる、あるいは特別な知見があってはじめて可能になると考えるのではないでしょうか?
ところが実際には違います。平凡な才能しかなくても、特別な知見がなくてもそれは可能になるのです。
たとえば、その分野に関して腕を磨くには数年の訓練が必要だとしましょう。特別な現場経験が必要なわけではなく、独学でできるものです。
多くの場合、数年もかかるのなら無理だから諦めようということになるかと思います。しかし、時間がかかるのなら1日でも早く始めようと考える人もいます。結局はこの差なのです。
誰でも出来ることなら何でも出来ます という人材には大した価値はありません。当然、単価は低く、さらに激しい価格競争に巻き込まれます。しかし、他人に出来ないこと、他人がやらないこと ができる付加価値の高い人材であれば、言い値に近い単価で受注することも可能になるのです。
どうせ仕事をするのであれば、顧客から重宝される立場で働きたいものです。そのためにはどうすればよいのか、事業者であれば日ごろから熟慮すべき課題ではないでしょうか?
顧客から重宝される立場で働くということは、つまるところ顧客に喜んでいただくことにもつながりやすくなります。お客様に喜んでいただき、その結果として報酬を得るというのは、事業者としてはもっとも基本的なことがらなのです。