在宅プログラマーって…
こんにちは、高木です。なるべく月に一度以上のペースでこのブログに投稿していければと考えていますので、今後ともよろしくお願いします。
さて、今回は在宅プログラマーについての話題です。サラリーマンや客先に常駐しての仕事しかしたことがない技術者からみれば、「在宅プログラマーという働き方はどうなんだろう?」と興味を持っている方も少なくないのではないでしょうか?
私の場合、2003年ごろから在宅プログラマーを始めて、かれこれ10年以上になります。在宅プログラマーといっても、自宅のほかに事務所は構えていますし、現場に出向いて働くこともあります。現在も日中は主に現場に出ています。ですが、そのときどきで比重は変わりますが、在宅でプログラマーとしての仕事をし続けています。
自宅に持ち帰って開発を行いますので、自ずと開発の規模は小さくなります。自分ひとりでさばけるボリュームとしては手ごろなのと、資金繰りのこともあるので、高々数人月が限界になります。最近は、1件150万円ぐらいの仕事が多いように思います。
契約にもよりますが、持ち帰りの仕事は時間いくらで清算することはほとんどありません。受注した仕事を完成させて、納品して、検収をパスして、やっと請求ができるようになります。開発期間が3か月だと、最初に着手してから入金まで半年近くになることさえあります。もし10か月もかかる仕事を受注すれば、丸1年ぐらい収入がない状況を乗り切らなければならなくなります。だから、どうしても開発規模が小さめになるのです。
もっとも、同時期にたったひとつの仕事しかしないということは稀です。複数の開発を同時並行で行うのが普通なのです。以前は自分から積極的にそのようにしていました。現在では次々に依頼をいただくので、それらに可能な限り対応するように努力した結果、並行でいくつもの仕事をこなすことになっています。
よく考えれば、たったひとつの収入源しか確保しないというのは、経営リスクを分散する上で問題ではないかと思います。ですから、ひとつの開発が終わって、次の開発に参加するまで仕事がないということはあまりありません。
もちろん、複数の仕事を並行してこなすようにしていても、仕事がまったくない時期もないわけではありませんが、そういうときは、適当に骨休めをしつつ、趣味と実益を兼ねて新しいことを始めてみたり、広報活動や営業活動を楽しんでいます。
在宅プログラマーについては一度では語りきれないぐらいの話題がありますので、これからも取り上げていきたいと思います。
それではまた。